当院では健診・外来診療両方で胃カメラの検査を実施しております。

富士フィルム社最新の内視鏡を使用しておりますので比較的径小さい経鼻用カメラでもより鮮明な画像を撮影することが可能になりました。

経口カメラで嘔吐反射や不快感が強い方は、鼻から細いカメラを挿入し検査する
経鼻内視鏡検査をおすすめします。

メリット

・受診者の体への負担が少ない
 1,安全のため鎮痛剤・鎮静剤は使用しない
 2,内視鏡外径が経口スコープより細い
 3,咽頭や根舌に対する負担が少ない
 4,経口スコープに比べ経鼻スコープのほうが柔らかい
・検査中の会話が可能
上部消化管用スコープのため経鼻だけでなく経口でも使用可能

デメリット

・内視鏡下の処置に限度がある

抗血栓薬(血液をサラサラにする薬)を服用されている方は鼻腔を傷つけた際に出血が止まらなくなるリスクがございますので、経鼻での内視鏡はお断りさせていただいております。

上部内視鏡検査は食道・胃・十二指腸の粘膜を先端の小型カメラでリアタイムで観察する検査です。がんの早期発見や逆流性食道炎、ポリープなどといった上部消化管の病変の発見が可能です。内視鏡検査は昔に比べより体への負担の少ない検査になっていますのでぜひこの機会に検査をお受けください。